すっきりと暮らしたい!
部屋、頭の中、身体、そして家計も。
家計が苦しいと当然ながら好きなことをしたくてもできません。
身体のためにも気を付けたい無添加生活も他よりも価格が高くなるのである程度の予算が必要です。
私自身は払わなくてもいい手数料はできるだけ払いたくない人間なので、クレジットカードの支払い回数も基本1回。ローンも極力組みたくありません。ATM手数料なんてもっての外!
子供の頃から節約志向で、高校生になってからも無駄遣いは極力避け、時給700円平日は2時間ちょっとのバイト代をひたすら貯めこんでいました。
そして、高校2年生の冬休みには通っていた英会話教室の先生を巻き込んで、同じ教室の4人と先生でロサンゼルス旅行を計画し自分の貯金でその費用を出すなど、貯めるときはしっかり貯め、使うときは貯金残高を半分以下にしない程度にしっかり使う!ようにしていました。
大学生でも同じ要領で時給900円の居酒屋バイトで、大学2回生時に3週間のホームステイに行き卒業旅行も行きました。
社会人になってからは手取り月給15~17万程度でしたがヨーロッパひとり旅や北欧ひとり旅を楽しんできました。
結婚費用も、夫との折半で且つ自分の貯金残高半分以下は回避!の方針で予算を立てました。
とにかく、残高が半分以下に減るのが嫌で・・・
貯金の目標金額は実際に使いたい額の2倍!というのを無意識に行っていました。
夫の借金が判明
今から6年程前でしょうか。小1の長女が抱っこ紐におさまっていたころ、夫の借金が判明しました。
きっかけはア〇ラスかア〇ムか忘れましたが、知った名前の消費者金融からハガキが届いたのです。
夫宛の郵便物等は基本的には勝手に開けたりはしないのですが、ハガキは確認せずにこのときばかりは迷いました。
ただ、夫の性格的に聞いたらちゃんと答えてくれると思ったので机の上に置いておきました。
今から思えば、当時はこまめに郵便物を取ってきてくれていたのもそのハガキを隠すためだったのでしょう。
特に最近はお願いしても取って帰ってこないので。
帰宅した夫に、”これ何?見せてほしいんやけど” と見せてもらって判明した100万円ちょっとの借金。
文言の詳細は覚えていませんが、だいたいこんな↓↓↓会話になりました。
結婚する前に聞いたと思うんやけど…借金はないって言ってなかった?
ないって言ったなぁ
嘘ついてたってこと?
いや、嘘じゃないよ。
え!?最近ってこと?
違うよ。ずっと前のん。
借金あったんなら、嘘ついてたってことやん…
これは俺の借金じゃないし。
ん??どうゆうこと?いや、これあなた宛てですが?
おかんの分を代わりに借りたから、俺のんじゃない。
え? じゃぁ返すのはお義母さんなん?
いや、俺。でもおかんが必要で借りたから…
でも借りてる名義の人が借金してるってことやと思うんやけど…
そう言うんなら俺のんやなぁ。
冷静に話すつもりが、だんだんイラつきヒートアップしていった事をよく覚えています。
夫名義のクレジットカードを新しく作れなかったのが不思議でたまらなくて、なんで審査通らんのやろ・・・と口に出していたのに…
しらばっくれていたということにも気づかされショックを隠せなかったのも事実。
敢えて触れはしませんでしたが。
当時、亡くなられたお父様に数百万円の借金が発覚して家族総出で対応して大変だったママ友がいたり、
旦那さんの(ギャンブルきっかけの)借金が判明しそれをきっかけに離婚した友人がいたり、
借金絡みのイロイロを聞いていたタイミングだったので余計にマイナスな事ばかり考えてしまいました。
離婚したばかりのその友人から、借金する人ってこれからも信用できひんから別れた方がいいで!とも言われ…
お互い詳細を話してはいないので金額の大きさ等はわかりませんが、その友人もおそらく隠し貯金はあったのでしょうが、完全に信頼を失っていたので離婚に踏み切ったようです。
夫の場合、あればあるだけ使ってしまう浪費家ではありましたが、宝くじ購入以外のギャンブルはしないし、タバコも吸わない。無駄遣いも、ほぼ飲食代。
この借金も義母のため。
義母は自営業だった夫を亡くし、当時小中学生の息子3人を女手ひとつで育ててきています。
詳しくはわかりませんが、夫曰く、国の支援等もあまり知らなかったがために使ってないと思われるそうで、パートと足りなければ武〇士とかでやってきたとのこと。
苦労してきた義母を助けようとした息子のやさしさ?発の借金だったこともあり、前向きに考えるに至りました。
知り合う前には月70万円稼いでいたこともあったという話を聞いたことがあったので、なぜその時そのお給料を使って援助しなかった?という疑問はぬぐいきれませんが…20代前半ですし、後先考えず自分のための浪費で消えていたのでしょう。
稼ぐ力はあったのに、守る力がなかったのです。
まずは完済から
100万円ちょっとなら私の貯金から出せるのですが、友人のこともあり思い切って出す!と言えず…
しかし、翌月の支払い依頼のハガキを確認して考えを改めました。
確か、毎月15,000円の返済で設定されていたのですが、翌月分の借り入れ金が数千円しか減っていない!
リボ返済の恐ろしさ!
さらには、新たにキャッシングしている!しかも5,000円とかの少額!
そんなに切羽は詰まってなかったのに・・・追加のお小遣いを要求して小言を言われるのが嫌だったから?
とにかくこりゃいかん!てなもんです。
全額返済して解約してこのカードを処分しないとこの人気軽にキャッシングする!
と私の貯金での返済を決めました。
その前に今まではすぐに捨てていたであろうハガキを2ヶ月分並べて、リボの恐ろしさをわかってもらいました。
今まで気にしていなかったようで、毎月の返済額分も減っていない数字をその目で確認したことで危機感を持ったようです。
そのこと自体に驚きつつ、やっぱり数字を見せて実感してもらう事って大事なんだと思わされました。
そして、新たな疑問。
同僚がお金に困ってるからと家計から数万円を貸しているよね?(もちろん無利子で)
しかも返してもらっているのかを尋ねると、夫個人の通帳に振り込んでもらっていたり。
家計からお金貸して同僚を経由して自分のものにしているのにさらにはキャッシング?
いや・・・もう訳わからん!
飲み代と昼食以外に大きく使っていそうなところはないのに…
いわゆるラテマネーが半端ない!缶コーヒーとホットスナックのコンビニレシートがたくさん。通勤の行き帰りに必ずといいほど寄っていたのです。
とりあえず、借金をゼロにする! 話はそっからや!
とりあえず、
- 私の貯金から立て替え返済
- 立替分を毎月1~2万円ずつ私の口座へ返済
という事にしました。
家計管理は私の方でしていたので、うやむやにはさせません。
一括返済までは思いきれなかったので、3回に分けて返済、完済できました。
カードにもすぐにハサミをいれてもらいました。
キャッシングをきっかけに考えを改めたこと
夫がキャッシングをしていたのは、おこづかいが足りなくなったときに、渡さない事はないものの
つい小言を言いながら言われた額を渡してしまっていたからだと考えました。
なので、一応理由は訊くけど文句を言わない!
それと同時に、ネット銀行を新たに開設し、そちらを夫の個人口座にしてもらいました。
ゼロからのスタートでわかりやすい。
そして、引出手数料無料回数やおまかせ入金サービスなどが使い勝手がいいと判断しました。
というのも、夫はあればあるだけ使うタイプの人なので2回に分けて口座へ入金されるようにしたかったからです。
かといって給与振り込みのあるメインバンクの振込手数料無料回数を消費したくありません。
そういった点から、ソニー銀行を選んで提案し、月2回に分けて半分ずつ入金されるように設定しました。
それと同時にATMの引出手数料についても何度目かの話をさせてもらいました。
今まで何度言っても変わらなかったので、過去の引出し回数の多い月のページを見せながら…
手数料だけで1,000円程になる事実をやはり数字で確認したことでそのチリツモ出費を自覚できたようです。
ただ話すだけではなく、やはり数字として見せていかないといけないようですね!
今 考えていること
最近、改めてこの当時についての話をしました。
もともとの借入金については借金としての自覚はあったものの、キャッシングについてはまったく借金として認識していなかったそうです。
自分の預金口座から必要な分を引き出している、という感覚で気軽に使っていたというのです。
お、おそろしい・・・
お金の知識は本当に大事です!
知らなかった…では済まされません。
家族(特に実妹)のマネーリテラシーについても心配なことがあり、少しでもアドバイス等できればいいな、とは思うのですが・・・逆ギレされそうで。
- FP3級だけでも持っていれば少しは話を聞いてくれるのだろうか
- 家族のためにも自分自身のためにも、改めてちゃんと勉強するのもいいかもしれない
- お金について勉強することは苦にはなっていないのだから簿記2級を検討する前にFP資格か?
・・・とも考え中な現在であります。