「転勤は退職のキッカケになる」というようなアンケート結果があるというような記事を見かけました。
もちろん地元が好きだったり、今の生活環境を変えたくなかったり、その気持ちはとてもわかります。

でもそれはちょっともったいない!と私は感じました。「転勤=悪いこと」だけじゃないんですよね。
むしろ転勤族だからこそ味わえる楽しみがあると私は思っています。
今回私たちが選んだのは、駅近の物件。
暮らしてみて改めて「転勤族と駅近って相性いいな」と感じました。

駅近のメリット
まず単純に便利。
通勤や買い物はもちろん、子どもの送迎や急な用事でもサッと動けるのは本当に助かります。
雨の日に駅までの距離が短い、というだけでも大きな違いです。
それに駅近にはマンションやアパートが多いからか、住人の入れ替わりがわりと激しいんです。
だから転勤で急に引っ越してきても浮かないし、同じように外から来た人も多いので、自然と馴染みやすい雰囲気があります。
さらに地方になればなるほど電車の本数が限られているので、もし選べるなら特急や快速が止まる主要駅に近い物件がおすすめ。
多少家賃は高くなりますが、移動のしやすさや生活の利便性を考えると十分に価値があると感じています。
そして意外と助かっているのがカーシェアの存在。
駅近にはステーションが多いので、車を所有しなくても“ちょっと出かけたい”に対応できています。
駅近のデメリットもある
もちろんいいことばかりではありません。
駅近は飲食店が多いので、週末やイベントがあると夜までにぎやか。
特に成人式の日や大型連休など、帰省した人たちが集まるタイミングはすごく騒がしいです。
涼しい季節につい窓を開けていると、その音がダイレクトに入ってきて「しまった💦」と思うことも。
それから、駅周辺はイベントで歩行者天国になったり、ちょいちょい通行止めが発生します。
まだ道を覚えていない転勤直後は「え、どこから回り道すればいいの?」と慌てたこともありました。
家賃相場もやっぱり駅から離れたエリアよりは高め。
でもその分、新しい物件が多く、設備や環境面の快適さも感じています。
地域の雰囲気にも違いがある
もうひとつ転勤族が気になるのが“地域に馴染めるか”ですよね。
幸い、今のエリアはとてもウェルカムな雰囲気で、地区の行事に参加したあとに打ち上げ飲みまで呼んでもらいました。
外から来たからこその交流のきっかけがあって、ありがたいなと思います。
ただ、同じ市内でも“外から来た人が浮いてしまう校区”もあると聞きます。
転勤族に限らず、市内の別エリアからの転入者でも冷たい対応を受けることがあるという噂も。
こればかりはご縁次第ですが、「地域差がある」のは正直なところ。
プラスとマイナス、どちらも受け入れて
転勤はどうしてもマイナス面が強調されがちですが、実際はプラスに感じられることもたくさんあります。
駅近の便利さ、人との距離感のちょうどよさ、そして人通りの多さによる安心感も。
多少のにぎやかさはありますが、それを含めても「転勤って案外いいじゃん!」と思える大きな要素になっています。
駅近暮らしのまとめ
- ✅ 主要駅だと本数や乗り換えが便利
- ✅ 家の周りにお店が多くて食事や買い物に困らない
- ✅ 人通りが多いぶん、夜でも安心感がある
- ❌ 家賃はやや高め、新しめ物件は特に高い
- ❌ 飲食店やイベントで週末はにぎやか(成人式や大型連休は特に)
- ❌ 車利用のときに通行止め・う回がちょっと大変